「不動産を売却したいけれど、どのくらいの費用がかかるの？」そのように思う方は少なくありません。
では不動産売却の費用相場は、どのくらいなのでしょうか？
この記事では不動産の売却を検討している方に向けて、不動産の売却にかかる費用の内訳やその相場や節約方法をお伝えしていきます。
不動産売却の費用相場
不動産売却の費用の相場は、一般的に売却価格の4％から6％といわれています。
内訳をそれぞれ見ていきましょう。
仲介手数料（売却金額×3％＋6万円）＋消費税
仲介手数料は、売却の成功報酬として不動産会社に支払う費用です。
売却金額によって異なり、売買契約の締結時と決済時に支払います。
印紙税
印紙税は売買契約書に添付するもので、収入印紙を貼り付けて納税します。
仲介手数料と同様、売却金額に応じた金額を支払います。
住宅ローン返済手数料
住宅ローンを完済させるために、銀行などに支払う手数料です。
抵当権抹消費用
不動産の抵当権を抹消させるための費用として、司法書士に1万円前後支払います。
クリーニング費用
ハウスクリーニングをおこなった場合は、クリーニング費用が発生するので完了後に支払いましょう。
税金
売却後に利益が出た場合、確定申告をして譲渡所得税と住民税を支払います。
保有期間が5年以下の場合は譲渡所得の39.63％、5年を超える場合は20.315％です。
不動産売却における費用の節約方法は？
不動産売却における費用の節約方法として、以下の方法があります。
控除を利用する
売却する不動産が居住用の物件だった場合、売却金額から最大で3,000万円が控除されます。
ただし、本人が居住していた物件、別荘ではないこと、引っ越し後3年未満、売却先が配偶者直系血族ではないなど、さまざまな条件があるので注意が必要です。
売却利益が3,000万円以下であれば、税金の負担が軽減されるので、ぜひ利用したい制度ですね。
自治体の補助金制度
解体やリフォームなどをおこなう場合、自治体によっては補助金を出してくれるケースがあります。
こちらにも一定の条件がありますが、満たしている場合はぜひ活用したいところ。
売却する不動産を管轄する役所に問い合わせてみてください。
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まとめ
この記事では不動産の売却を検討している方に向けて、不動産の売却にかかる費用の内訳やその相場、節約方法を詳しくお伝えしましたがいかがでしたか？
いろいろな費用が発生する不動産の売却は、控除や補助金を利用した節約方法をぜひ取り入れたいですね。
上記を参考に、費用をおさえた売却をおこなってください。
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