マンションというとさまざまな規模がありますが、そのなかでも50戸未満の戸数の物件が小規模マンションです。
狭い土地に経っており、共用施設を最低限だけ備える物件が多くあります。
そんな、小規模マンションに入居したいと思う方もいるのではないでしょう。
今回は、小規模マンションは誰に向いており、どんなメリットのある物件なのか解説します。
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弊社へのお問い合わせはこちら小規模マンションとは?
小規模マンションとは、一般的に50戸未満の戸数のマンションを言います。
2階建てや3階建てのマンションが多く、物件内に共用施設は最低限しかありません。
住人も少ないために、駐車場も最低限のみで管理費のない物件が多くあります。
共用施設が少ないために、マンションを不在にすることが多い方に向いているかもしれません。
2階や3階建てだと、1フロアに5戸や10戸部屋があり横長の物件です。
その分駐車場は広く取ってあるでしょう。
5階建てや6階建てだと1フロアに2戸や3戸しか入ってなく、人によっては自分専用の物件に思えるかもしれません。
住人は少ないので、誰が住んでいるかわからないということはないでしょう。
隣人と顔見知りになる可能性も高く、お裾分けをするなど近所づきあいもあります。
比較的建物の規模が小さいために、建設費用は少なめです。
建物を建てれば決して安い金額ではなくなりますが、それでもローンでまかないやすく投資しやすい物件と言えます。
隣の物件との距離は立地次第ですが、敷地内に何棟か建っているような場所もあります。
団地のような形で建設されているマンションもあるでしょう。
全国のマンションの中では小規模マンションが多く、新しく建てられた築年数の多い物件も多数あります。
綺麗なマンションに住みたい方には良い物件でしょう。
ただし住人が少ないために、修繕費を毎月徴収するとなれば費用が高い傾向にあります。
間取りは他の規模のマンションとさほど変わりありません。
毎月の家賃についても、それほど高くも安くもないでしょう。
1階も住居フロアとなっている物件が多く、1階に住みたいという人にもちょうど良いです。
管理人室やカフェエリアにもなっていないので、エントランスからはいるとすぐ玄関です。
物件によってはオートロックになっており、ロック解除には専用のコードを使います。
セキュリティ面で見ると、他の規模の物件と大差なく、どんなセキュリティが施されているかは物件ごとに違います。
エントランスから自分の部屋の玄関までは比較的近いので、長い廊下を歩く必要もなく、長い距離のエレベーターを使ったり、何階も階段を上ったりする必要もないため利用しやすいと感じるでしょう。
小規模マンションが向いている方
小規模マンションはその建物の住人が少ないために、近所付き合いをしたい方向けです。
20戸以下のマンションも多く、数世帯しか入居していないとどんな住人が住んでいるかわかります。
毎日外出すれば近隣住人と顔を合わせて挨拶することもあるでしょう。
挨拶していけば次第に話題が広がり顔見知りになって、近所付き合いが始まります。
回覧板を回すにしても、気持ち的にポストに投函しやすいでしょう。
住人との付き合いがあれば、玄関先やエントランスでも自然とあいさつができます。
駐車場から部屋までのアクセスがしやすい物件に住みたい方にも向いています。
駐車場から部屋までの距離が短く、2階や3階に部屋があっても階段ですぐ玄関に到着します。
エレベーター待ちをする必要はなく、何段もの階段を上る必要もありません。
停電でエレベーターが使用できなくても、階段ですぐに部屋まで行けます。
屋上は利用できないケースが多いですが、地震や火災があってもすぐ外に避難できます。
地震の多い日本では地震発生時に部屋に閉じこめられる可能性がありますが、小規模マンションであればすぐに外に出られるためその確率が下がります。
もしも断水して外にやってきた給水車まで水をもらいに行くにしても、マンションの駐車場からだとすぐです。
また冬であれば、近くに灯油販売の車が来てもすぐおこなって買いに行けます。
クリーニングや廃品回収などもすぐおこなってくれるので利用しやすいでしょう。
立地の良い場所に住みたい人
少しの土地でも建てられるマンションであるため、駅前などでも建設しやすいことが特徴です。
そのために、立地の良い場所にあるマンションがいくつもあり、交通の便が整っている場所に住みたい人向けでしょう。
駅から徒歩数分の場所にマンションがあれば、駅をよく利用する方にとっては非常に便利です。
雨や雪が降っていても、歩いて駅まで行きやすいでしょう。
ただし歩道橋や踏切があると、改札口まで行くのに時間がかかるかもしれません。
逆に大規模マンションだと駅直結型もあり、マンション敷地内に商業施設を備える物件もあり利便性はかなり高くなっています。
小規模マンションのメリット
まずは何と言っても、日本全国どのエリアの小規模マンションに住むにしても物件を探しやすいという点です。
不動産情報サイトを見ると、50戸未満のマンションはとても多い傾向にあります。
さまざまな立地にあり、マンション構造もいろいろなので、選択肢は豊富です。
角部屋に住みたい、最上階に住みたい、新築が良い、駅から近い物件が良いなど多くの要望に添えます。
また、住人同士の距離が近いために、近所づきあいをしやすいのはもちろん防犯面でも安心です。
どんな人が住んでいるのかわかるので、何をしているか把握しやすく安心できます。
ただし言い換えれば自分の生活も近隣住民に把握されると言うことです。
ニートやリモートワークで部屋にいる時間が長いと、何をしているか不審に思われるでしょう。
人付き合いはしやすいですが、人それぞれメリットとデメリットどちらかに感じます。
さらに、近くに公園があれば、落ち着いた環境でゆっくりと利用できます。
駅が近く駅前に商業施設があれば、仕事帰りでもスーパーマーケットや飲食店も利用しやすいでしょう。
駅が近いと通勤や通学で利用するにしても便利です。
寒い日や暑い日でも、それほど気温を気にせず駅まで行けます。
ただし駅が近いと線路が通っており、夜はうるさいかもしれません。
管理費はかかりにくい
どんなマンションでもやがて管理は必要ですが、小規模マンションの場合は管理しやすく清掃もしやすいので、管理費は少なくて済む傾向にあります。
物件によっては、毎月の管理費はかからないでしょう。
ゴミ捨て場なども限られた住人で利用するために、満杯になる日は少なく綺麗に利用できます。
駐車場も1世帯に1つ分のスペースが確保されていれば、敷地内の駐車場を利用可能です。
ただし来客などで知らない車が来れば、いつまでも自分のスペースに停められる可能性はあります。
また車を何台も持っている世帯がいれば、駐車場を占有するかもしれません。
そして修繕費ですが、一般的には小規模マンションでは高くなりやすい傾向にあります。
入居前に修繕費はいくらになるか見積もりを取っておくと良いでしょう。
一般的に修繕費は毎月積み立てるので、毎月の家賃に上乗せして少しずつ払っていきます。
払えない住人がいれば、十分な修繕費が集まらず計画通りの修繕ができません。
まとめ
小規模マンションは一般的に50戸未満のマンションであり、2階建てや3階建ての物件もあります。
住人同士の距離が短く、立地の良い場所にある物件が多いので気に入ったマンションが見つかりやすいでしょう。
物件の中でも数の多いマンションなので、ぜひとも自分の理想を明確にしてに満足できる物件を探してみてください。
Hero’s Housing(ヒーローズハウジング) メディア編集部
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