家は、家族構成やライフスタイルに合わせて変化させたほうが住みやすいとされています。
一般的にマイホームを購入する方の多くは30代から40代であり、マイホームを選ぶ基準も子育てを中心に考える方が多いです。
では、子どもが独立したら家も変化させるべきなのでしょうか。
今回は、子どもが独立した後の家のダウンサイジングによる買い替えについて解説しています。
ぜひ参考にしていただき、夫婦の生活に合った家を探してみましょう。
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弊社へのお問い合わせはこちらダウンサイジングの買い替えをする理由とは?
そもそもダウンサイジングとは、家族構成やライフスタイルに合わせてサイズの小さい家に買い替えることです。
ダウンサイジングをする理由には、以下の2つが挙げられます。
●子どもの独立
●車の運転
順番に解説します。
子どもの独立
ダウンサイジングで家を買い替えるもっとも多い理由が子どもの独立です。
戸建てやマンションのマイホームを購入する際、子どもの人数を意識する必要があります。
それぞれの子どもに個室を与えようと、3LDKや4LDKの家を選ばれる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、子どもが独立すると部屋の多くが使わない部屋となってしまい、掃除の手間だけ残ります。
また使わない部屋は無駄なスペースとなるため、経済的にも合理的ではないでしょう。
車の運転
次に多い理由が車の運転を辞めるために便利な場所に家を買い替えるという理由です。
最近では、高齢者の交通事故もあり、免許の返納をお考えの方も多いです。
これまでは車の運転もできるので子どもの環境面に配慮し、郊外に住んでいたが、郊外では車の運転ができなくなると不便になってしまう場合もあります。
ダウンサイジングで買い替えるメリットとは?
ライフスタイルに合った家に買い替えることで暮らしやすくなり、生活が豊かになります。
ダウンサイジングすることで掃除の手間も省くことができ、より夫婦や自分の時間を多く取れるようになるでしょう。
便利な立地の環境に買い替えるとなおさらです。
買い物にも時間がかからず、有意義な老後を過ごせます。
またダウンサイジングすることにより、自宅を売却した際に余剰資金が発生する場合もあります。
余剰資金は生活費や娯楽費に充てることができますので、より生活が充実するでしょう。
ダウンサイジングする方法とは?
ダウンサイジングにより買い替えをするなら、自宅を売却し、購入資金に充てることが一般的です。
購入資金が不足してい場合は住宅ローンを利用できますが、年齢によってはあまり大きいローンを組むことはおすすめできません。
すぐに買い替えをしたいという方は、リバースモーゲージという方法もあります。
リバースモーゲージとは住んでいる家を担保とし、借り入れするシステムであり、売却せずに資金調達が可能です。
売却には時間がかかるため、売却まで待てないという方はリバースモーゲージの利用も検討してみましょう。
ダウンサイジングの買い替えではマンションが人気?
ダウンサイジングの買い替え先に戸建てを選ばれる方は少なく、マンションを選ばれる方がほとんどです。
マンションがダウンサイジングの買い替え先として人気の理由は、以下のような理由です。
利便性が高い
マンションは、利便性の高い駅の近くに建てられることが多く、一般的に戸建てより利便性が高いです。
便利なマンションなら駅徒歩5分以内という立地もあり、公共交通機関のみで移動ができます。
また駅だけでなく、生活するうえで必要なスーパーマーケットや銀行、病院なども近くにあることが多いです。
高齢になり体力が衰えても利便性の高いマンションなら日々の生活で消耗することなく、快適に生活できるでしょう。
売却資金で購入可能
マンションは部屋の大きさが小さくなるにつれて、価格も下がりますので、家を売却した資金で購入できる場合もあります。
マンションの場合、同じマンションであっても部屋の大きさはバラバラです。
ファミリー向けに3LDKや4LDKの部屋もあれば、2LDKや2DKといった比較的コンパクトな部屋もあります。
子どもが独立した後のダウンサイジングなら大きな部屋は必要ありません。
売却資金で購入できれば手持ち資金を減らさずに済みますので、生活も安定するでしょう。
管理が楽
マンションは管理が楽な点も人気の理由です。
戸建ての場合、庭の手入れを自分でする必要があり、外壁や屋根の塗装も自分で依頼し、資金計画を立てないといけません。
マンションなら管理費や修繕積立金は毎月支払いますが、管理組合により共用部は掃除してもらえ、修繕も計画的におこなってくれます。
ただし、マンションによっては修繕積立金が不足しており、ある時期を境に修繕積立金が増加する恐れがありますので注意しましょう。
セキュリティーが安心
マンションは、戸建てよりもセキュリティーが高く安心して生活できます。
設備が整っているマンションなら、入口もオートロックになっており、不審者は侵入することができません。
また防犯カメラなどの設備もきちんと設置してあるため、犯罪の抑止に繋がります。
ワンフロアで完結する
マンションは、基本的にワンフロアになっているので階段を昇り降りする必要がありません。
戸建ての場合、2階建てが一般的であり、どうしても階段による昇り降りが発生してしまいます。
体力が落ちてくるに連れ、階段昇り降りが大変になり、事故などにも繋がりかねません。
エレベーターで自分の部屋まで上がれ、部屋のなかではワンフロアで生活できるマンションは魅力的でしょう。
ダウンサイジングの買い替えに向いている人とは?
では、どのような人がダウンサイジングの買い替えに向いているのでしょうか。
向いている人①人生を充実させたい
子どもが独立し、これからの人生をより良く充実させたいと考えている方は、ダウンサイジングのの買い替えに向いています。
子育ての時期は、何かと忙しかったり、経済的にも余裕がなかったりして、自分の趣味や旅行に時間が裂けません。
ダウンサイジングにより経済的にも負担が減り、利便性の良い場所に買い替えると、より人生を充実させることが可能です。
ただし、利便性ばかりに気を取られ、経済的負担が大きい場所に買い替えると、日々の生活が苦しくなるので注意しましょう。
向いている人②住宅ローンが完済済み
住宅ローンが完済済みの方は、ダウンサイジングの買い替えに向いています。
ダウンサイジングの買い替えは、売却資金で購入することが理想的です。
住宅ローンが完済済みの方は、売却資金をすべて購入資金に充てられるので、現金で購入できる可能性が高まります。
住宅ローン残債があると、恐らく買い替え先でも住宅ローンを組む必要があります。
年齢的に住宅ローンを組めるのか金融機関に相談しておいたほうが良いでしょう。
売却価格よりローン残債が高いオーバーローンの場合は、任意売却といって売却するにあたり金融機関の同意が必要です。
向いている人③免許返納を考えている
免許返納をお考えの方もダウンサイジングの買い替えに向いています。
最近では、高齢者の交通事故も多く、社会的に免許返納を促す傾向です。
免許を返納すると、生活圏が極端に小さくなります。
免許返納をするなら、利便性の高い場所に買い替えてからおこなったほうが良いでしょう。
まとめ
子どもが独立し、夫婦二人の生活になるのであれば、ダウンサイジングの買い替えを検討してみましょう。
ダウンサイジングには、利便性の良い場所を選べ、掃除や管理も楽になるというメリットがあります。
ただし、利便性ばかりに気を取られ、返済が難しい高額なマンションの購入はおすすめできません。
きちんと資金計画を立てて、これからの人生を充実させられるマンションを選びましょう。
Hero’s Housing(ヒーローズハウジング) メディア編集部
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