賃貸物件のコンロには、IHタイプとガスタイプがあります。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、人によって使いやすさは異なります。
そこでIHとガスの特徴や、どんな人が向いているのかを確認していきましょう。
賃貸物件で使いやすいのはどっち?IHとガスの特徴
賃貸物件で自炊をするなら、キッチンに設置されたコンロの種類はチェックしておきたいポイントです。
これまではガスタイプが主流でしたが、最近の賃貸物件ではIHタイプも増えてきました。
それぞれのコンロは、以下のような特徴を持っています。
<IHの特徴>
IHタイプのクッキングヒーターは、電磁誘導加熱(Induction Heating)の原理を利用した調理器具です。
電磁コイルに電気を流すことで磁力線が発生し、火を使わなくても調理できる特徴があります。
調理の際は、IH対応の鍋やフライパン(鉄・ステンレス製など)が必要です。
なお常に鍋底がプレートに密接していないと加熱されないため、ガスコンロで調理していた
また電子レンジなどの家電製品と同時に使用すると、ブレーカーが落ちる可能性もあります。
ブレーカーを気にせず使いたいなら、電気契約は30A以上がおすすめです。
<ガスの特徴>
ガスコンロは火によって加熱する調理器具で、賃貸物件で広く利用されています。
炎の大きさで火力調整ができるため、フライパンを大きく動かす炒め料理でもしっかりと加熱できます。
土鍋のようなIHが使用できないものも加熱できるため、手持ちの調理器具をそのまま使用可能です。
なお五徳などの部品があるため、掃除に時間がかかる点に注意してください。
また、賃貸住宅がプロパンガスだと、光熱費がやや高くなってしまいます。
賃貸物件で自炊をする際のIHとガスの比較
IHとガスはいずれも使い勝手が異なります。
そのため賃貸物件でコンロのタイプを比較する際は、自身のライフスタイルに合わせて選択しましょう。
<IHが向いている
IHは調理面がフラットで、五徳がありません。
そのためお手入れが簡単で掃除がしやすく、忙しい一人暮らしの方に向いています。
また電気で加熱するため室温が上がりにくく、暑さが苦手な方におすすめです。
<ガスが向いている
これまでガスコンロで自炊しており、実際に火を見ながら火力調整したい方に向いています。
また、賃貸物件では複数口設置されているケースが多いため、同時に複数の鍋・フライパンを調理することも可能です。
さらに強い火力で調理できるので、料理にかかる時間を短縮したい方にも向いています。
まとめ
賃貸物件におけるIHとガスの特徴や、比較ポイントを紹介しました。
どちらが良いのかは、料理の頻度やライフスタイルによって異なります。
賃貸物件を探すときは、これまでの生活パターンや利用シーンによって比較検討しましょう。
ヒーローズハウジングでは豊中市の不動産情報を多数扱っております。
住まいのことでお悩みの方は、当社までお気軽にお問い合わせください。