はじめての賃貸契約は、なにかと不明な点が多いのではないでしょうか。
そのため気に入った部屋を見つけたとき戸惑わないように、一連の流れを知っておくと安心です。
そこで賃貸契約とはどんな流れで進めるのか、しておきたい準備とともに解説します。
賃貸契約までの流れとは
賃貸契約から入居までは、手続きがスムーズに進んだとしても2週間はかかります。
部屋探しの期間も含めると、一般的には1カ月から2カ月程度を見込んでおくのがオススメです。
そこで具体的な手続きとはどんな流れなのか、確認していきましょう。
・部屋を探す
不動産ポータルサイトでは、間取りや家賃などから希望条件に合った物件を探せます。
興味のある物件をいくつか見つけたら、不動産会社に問い合わせてください。
まだ成約前の物件であれば、内見の予約もします。
・賃貸契約を結ぶ
内見して気に入ったら、賃貸契約を結びます。
しかし引っ越しシーズンや人気物件の場合、その日の内に申し込まないとほかの入居希望者で埋まることがあります。
そのため申し込み手続きできるよう、準備しておくとよいでしょう。
・入居する
入居審査を通過したら、賃貸契約を締結します。
結果が出るまでに数日から1週間ほどかかるので、申し込み時に間に合わなかった書類はこの期間中に用意してください。
賃貸契約の準備の流れとは
賃貸物件探しにおいてとくに時間がかかるのは、内見と契約に必要な書類の準備です。
しかし段取りを踏まえておけば、手続きの時短につながります。
事前にしておきたい準備とは、以下のとおりです。
<気になる物件をリストアップする>
いきなり不動産会社に行ったとしても、希望する物件をその日の内に内見できるとは限りません。
そのため気になっている部屋については、事前準備の段階で内見の予約をしましょう。
このほか物件に対する希望条件を決めておくと、スムーズに部屋を紹介してもらえます。
<申し込み手続きの書類をそろえておく>
入居審査の申し込みでは、入居者だけでなく連帯保証人の情報も記入します。
連帯保証人になれるのは親などの身近な人なので、あらかじめ勤務先や年収、勤続年数などを確認しておきましょう。
そして入居審査後は、印鑑証明書・住民票・収入証明書なども必要です。
なお不動産会社によって必要書類は異なるので、前もって確認しておくと安心です。
まとめ
賃貸契約とはどんな流れで進むのか、知っておきたいポイントを解説しました。
はじめてでも一連の流れや必要なものとは何かを把握していれば、契約時に慌てることがありません。
必要書類については手続きが滞らないように、前もって準備をしておくのがオススメです。