即入居可とは、賃貸契約が成立したらすぐに住める物件を意味します。
いま住んでいる物件の退去日が迫っているなど、1日でも早く引っ越したいときにオススメの物件です。
そこで即入居とはどのような賃貸物件なのか、最短で入居するポイントとともに確認していきましょう。
即入居可の賃貸物件は最短どれくらいで入居できる?
即入居可とはすでに前入居者が退去しており、ハウスクリーニングや修繕が完了している賃貸物件を意味します。
しかし賃貸契約には入居審査などが必要なので、申し込みから入居まで最短で3日から4日かかります。
なかには審査に時間がかかる物件もあるため、契約手続きをしたその日から入居できるわけではありません。
いま住んでいる物件の退去日が迫っているなら、どれくらいで新居の引き渡しになるのか目安の日程を確認しておきましょう。
<入居後に必要な手続きがある>
最短スケジュールで入居できても、ライフラインの手続きなどを済ませないと暮らせません。
電気・水道・ガスについては、遅くとも引っ越しの1週間前までには手続きを済ませておきましょう。
手続きの際は前住居のライフラインを停止する日と、新住居の開通日を決定します。
なお電気・水道と異なり、ガスは自力で閉栓・開栓できません。
開通には立ち合いが必要なので、即入居できる賃貸物件を契約したときは注意してください。
即入居可の賃貸物件に最短で入居するのに必要なポイント
賃貸物件の契約手続きを進めるため、即入居したい場合に必要なポイントをご紹介します。
<即入居希望である旨を伝えておく>
最短で入居を希望しているなら、不動産会社へ即入居希望であると伝えておきましょう。
そして来店前に、契約手続きで必要な書類も確認してください。
転居日がすでに決定している場合も、あわせて伝えておくと手続きがスムーズです。
<必要書類を準備しておく>
最短で入居手続きを済ませるため、あらかじめ必要書類をそろえておきましょう。
必要となる主な書類は以下のとおりです。
・身分証(運転免許証など)
・住民票(自分と連帯保証人)
・印鑑証明書(自分と連帯保証人)
・収入証明書(自分と連帯保証人)
・連帯保証人の承諾書
・銀行口座と届出印(家賃を口座引き落としにする場合)
なおこれ以外にも提出を求められることがあるため、事前に不動産会社へ確認してください。
まとめ
即入居できる賃貸物件とは何か、最短どれくらいで暮らし始められるのかを解説しました。
ポイントをおさえておけば、最短スケジュールで新生活をスタートできます。
手続きに時間がかかる項目もあるため、事前準備をしっかりと進めておきましょう。