お部屋探しは立地や間取り、建築構造などを考えて探していきますが、方角も重要な事項の1つです。
みなさんは方角それぞれに異なった特徴があることをご存じでしょうか。
ここでは部屋の方角それぞれの特徴や鬼門・裏鬼門をご紹介します。
お部屋をお探し中の方は、ぜひご確認ください。
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弊社へのお問い合わせはこちら鬼門・裏鬼門とは?特別な名称がついている方角について
方角は通常、東・西・南・北や北西などであらわされます。
しかし、いくつかの方角には特別な名称がついており、これら名称を知っておくことが重要です。
ここで、鬼門、裏鬼門とはどのような方角であり、なぜ名称がついているのかを確認しておきましょう。
鬼門とは?
まず、鬼門とは東西南北であらわすと、北東のことです。
そして、「鬼門」は古代中国で鬼の出入りする方角を意味します。
ですので、お部屋にある玄関や水回りの入り口があると鬼が入ってきやすいとされ、悪影響がでると言われています。
また、鬼門は迷信のように思えますが、実際に鬼門(北東)は冬場は冷え、空気のよどみに悩まされる事実がありました。
近年では換気設備や冷暖房があるため直接的に悩むことはありませんが、昔は避けるべきであった事柄だったと認識しておきましょう。
裏鬼門とは?
次に、裏鬼門とは鬼門の反対側、つまり南西を指します。
裏鬼門も鬼門と同様、鬼の出入りする場所であることから玄関や水回りの入り口があると不吉とされてきました。
裏鬼門も昔は実際に夏場は日が差し、食べ物が傷みやすかった事実があります。
先ほどと同様、近年では設備が整っているため直接的な悪影響は出てきませんが、風水や願掛けを重視したい方にとってはとても重要です。
鬼門や裏鬼門の調べ方
方角で言うと、鬼門は北東、裏鬼門は南西を指すのでした。
では、お部屋の方角はどのように調べたら良いのでしょうか。
まず、自分で調べる方法として、スマートフォンのアプリで方角を調べていく方法があります。
この際、部屋の中心から角度を測定することが必要です。
もし、数値で表示される場合は、鬼門は15度~75度、裏鬼門は195度~255度となっています。
しかし、お部屋の間取りは必ず綺麗に四角形とは限りません。
そのような場合は中心を見つけること自体が難しくなりますので、不動産会社へ鬼門や裏鬼門について確認をしてみましょう。
その際、どのようなことを気にしてお部屋探しをしていきたいのかを伝えると、効果的なお部屋探しがおこなえます。
お部屋探しは方角が重要!東・西・南・北それぞれのメリット
ここまででご紹介した鬼門や裏鬼門は特別に名称がついている方角なのでした。
しかし、もっとも基本的な方角である東・西・南・北にもメリットやデメリットがあり、お部屋探しには欠かせません。
ここで、それぞれの方角でどのようなメリットがあるのかを確認しておきましょう。
お部屋が東向きのメリット
まず、お部屋が東向きであると朝の時間帯に日差しが入ってきます。
朝に起きる生活スタイルの方は、日差しによって自然的に目を覚ますことができ、健康的な生活をおくることが可能です。
また、冬にも朝から日差しが入ってくるためお部屋の中が温まりやすいといったことも特徴になります。
ですので、冬場に自然とお部屋が暖められるため電気代が抑えられ、経済的にも優しいのです。
ただし、こちらのメリットは近くに高層マンションなどがあると発揮されません。
東向き物件を選ぶ際には内見時に周囲の建物についても確認をしておきましょう。
お部屋が西向きのメリット
お部屋が西向きであると午後に日差しが入ってきます。
朝に活動を開始するのではなく午後から開始する方は西向きがメリットになります。
また、洗濯物を朝におこない、お昼ごろに干すことで効果的に乾かすことが可能です。
引っ越しの際は自分のライフスタイルも考えながらお部屋探しを進めていきましょう。
お部屋が南向きのメリット
南向きは日中を通じて日当たりが良いため、ベランダで洗濯物を乾かす方、日中をお部屋で過ごす方にとっては大きなメリットとなります。
そして、日中にお部屋にいる方はお子さんと過ごす方が多いためファミリー層に根強い人気がある方角です。
これら理由から南向きのお部屋はもっとも人気があることをご認識ください。
お部屋が北向きのメリット
北向きは日差しがあまり入らないことから家賃が安いことがメリットです。
家賃が安いため北向きのお部屋は学生や一人暮らしの方に根強い人気があります。
また、日当たりが悪いと言われるとデメリットのように思えますが、日当たりが悪いことから夏場は比較的涼しいといったことがメリットになります。
日中にお部屋にいることがなければ家賃の安さといったメリットのみを活かすことが可能です。
お部屋探しにおいて家賃の安さを重視したい方は北向きのお部屋を探してみましょう。
お部屋探しは方角が重要!東・西・南・北それぞれのデメリット
ここまでそれぞれの方角のメリットをご紹介しました。
しかし、それぞれの方角はメリットだけでなくデメリットもあります。
ここでデメリットについても確認し、総合的に見てどの方角のお部屋を探していくのか考えていきましょう。
お部屋が東向きのデメリット
東向きは午前中に日当たりが良いことがメリットでした。
しかし、日当たりが良い時間帯は午前中のみであり、午後には日が当たらなくなってしまいます。
ですので、午後にお部屋で過ごす場合はデメリットとなるのです。
そのため、洗濯物をベランダで干す場合は洗濯の時間が必要になります。
しかし、近年では室内乾燥機の普及、室内干し専用の洗剤などこちらのデメリットは解消されつつあります。
お部屋探しの際は設備についてもしっかりと確認しておきましょう。
お部屋が西向きのデメリット
西向きは午後に日が当たるためお部屋の中が暑くなりやすいです。
また、日差しが直接的にお部屋に入ってくる可能性もあるため眩しく感じる可能性もあります。
ですので、西向きのお部屋は午前中に洗濯物を乾かし、午後にはお部屋にいない方に適している方角です。
自身のライフスタイルと照らし合わせながらお部屋探しを進めていきましょう。
お部屋が南向きのデメリット
南向きはメリットでご紹介したようにとても人気が高い方角です。
ですので、需要が高いことから家賃が高い傾向にあります。
お部屋探しの際は家賃を考慮に入れるかと思いますが、南向きのお部屋は家賃が高くなりやすいことに注意しておきましょう。
家賃の目安は収入の3分の1程度であると言われています。
収入や支出を数値として把握し、引っ越し前に資金計画を作成することをおすすめいたします。
お部屋が北向きのデメリット
北向きは日当たりが悪いため、物件によってはカビが発生してしまいます。
ですので、定期的な掃除が必要になり、時間や労力が必要です。
定期的な掃除の時間が取れない方、掃除が好きでない方にとってはデメリットとなってしまいます。
メリットである家賃の安さと掃除頻度について考え、自分にとってどちらのほうが大きいのかを考えていきましょう。
最近ではハウスクリーニングサービスも普及してきているため、業者依頼も一つの手です。
まとめ
お部屋探しにおいて方角は深く関わってくるものです。
立地や家賃などだけではなく、方角も意識しながらお部屋探しを進めていきましょう。
適している方角はライフスタイルによって異なるため、ご自身のライフスタイルに合ったものをお選びください。
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