カップルが賃貸住宅で同居する場合、一人暮らしの方よりも審査が厳しくなり、ときには保証人の問題に発展することがあります。
簡単に同じ部屋に住めそうですが、賃貸物件には初期費用や契約、毎月の家賃など実際に暮らしてみると「こんなはずではなかった…」とガッカリすることも。
今回は、同棲生活前提で賃貸物件を借りるときの注意点をご紹介しています。
同棲のための賃貸物件探しの注意点は?初期費用にも要注意
同棲するための賃貸物件を探す場合は、注意したいのは初期費用です。
1Kなど一人暮らし用の物件では狭すぎるため、1LDKや2LDKなど部屋数の多い物件を借りるとどうしても家賃や初期費用が高くなってしまいます。
例えば家賃10万円の賃貸住宅に入居する場合、敷金や礼金、仲介手数料、前払い家賃などの初期費用が約55~60万円前後かかるのです。
さらに入居時の名義や保証人にも要注意。
二人で家賃を払うのだからと家賃の高い部屋を選んでしまうと、年収の問題で名義人を1名ではなく2人の連名で契約を結ぶことも。
連名契約は仲のよいときはいいのですが、破局した場合、賃貸物件から引っ越してしまった側は賃貸契約が終了するまでずっと「住んでもいない部屋の家賃を払い続ける・退去時の費用も請求される」など大変な事態に!
また一人の名義で契約しても、保証人は彼の父や彼女の父などお互いの親族にしてしまうと揉める可能性があります。
これから楽しい同棲生活を送るときに「破局後」のことを考えるのは嫌な気分になりますが、最悪な結末になったとしてもトラブルが起こらないよう気をつけるのが無難です。
また家賃や初期費用を浮かそうと一人暮らし向けの部屋(1Kやワンルーム)に住むと、お互いの距離が近づきすぎて疲れ、破局する可能性も。
では同棲生活のためには、一体どのような間取りが最適なのでしょうか?
同棲生活におすすめの間取りとは?一人暮らし用の間取りは?
同棲生活に必要な間取りは2LDKや3LDKが最適。
お互いのプライベートスペースを確保できるよう、寝室に加えてプライベート空間があるとベストです。
結婚を前提に同棲する場合は結婚後もそこに住み続けることを考えて、ゆとりのある間取りを選ぶのがおすすめ。
2LDKや3LDKの家賃相場は地域によって違いますが、東京23区では2LDKの家賃中央値は約13万円となっており3LDKとなればさらに高額に。
家賃以外にも生活費などがかかるため、家賃は収入全体の約25%程度におさまるよう部屋を選ぶのがコツです。
まとめ
賃貸物件を借りて同棲生活を送るうえで、注意するべき点をまとめました。
大好きな人と一緒に暮らせるのは嬉しいものですが、身の丈に合わない高額な部屋、逆にプライベート空間が確保できない狭い部屋など、二人の生活が将来ギクシャクしてしまうような無理な選択は避けてください。
また同居するためには契約者の名義や保証人の確認、初期費用や家賃の確認(どちらが負担するかなど)、生活するうえでのルール作りなど決めておかなければならないこともあり、事前に二人でじっくり話をしておくのが無難。
なるべくトラブルなく過ごせるように、地に足をつけてまずは契約書の内容や費用面をチェックしていきましょう。
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