お部屋探しをしている方にとって、カーテン選びは重要になります。
仮にカーテンがないと部屋の状況が外に丸わかりで、サイズや色によって印象が変わるものです。
そこで本記事では、賃貸物件の一般的なカーテンの選び方について解説します。
カーテンの選び方がわからなくて不安な方は、参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件の一般的なカーテンの選び方①サイズ
まずご紹介するのはカーテンのサイズです。
正しいサイズ選びをしないと、大きすぎたり小さすぎたりしてしまいます。
どのような選び方をすれば良いのか確認しましょう。
サイズに決まりがない
実のところ、カーテンサイズには明確な決まりがありません。
理由は窓の大きさや形状、カーテンレールの位置などで変わってくるからです。
たとえば前の家で使っていたカーテンを新居で使っても、サイズがぴったり合うことは少ないでしょう。
丈が短くて下から窓が見えてしまったり、カーテンの幅が足らなくて閉め切れなかったりします。
選ぶときは窓を基準にして、適切なサイズを選びましょう。
一人暮らしに適したサイズ
一人暮らしにおいて大事なポイントは、窓枠よりも余裕のあるサイズにすることです。
サイズに問題がなければ、セキュリティ対策になって室温調節もできます。
セキュリティ対策はカーテンが小さいと室内が外から見えてしまい、プライバシーが守れません。
とくに治安の悪いエリアで女性の一人暮らしが外から見えてしまうと危ないため、入居したらすぐにカーテンをつけてください。
室温調節は夏だと直射日光をカーテンで遮り、室内の温度が上昇しないので役立ちます。
冬場は温かな空気が外に出るのを防ぎ、結果的に電気代が節約できて一人暮らしには欠かせないものです。
既製品で選ぶ
カーテンサイズには「ゴールデン3サイズ」と呼ばれるサイズがあり、そのサイズは既製品として流通しています。
具体的には幅が100cmで、丈が135cm・178cm・200cmの3つで一般的に使われるサイズです。
使い道として幅100cm×丈135cmなら小窓用のサイズになりますが、丈178cmと200cmは小窓に適していません。
丈178cmと200cmは掃き出し窓に向いていて、マンションや賃貸物件なら幅100×丈200cmで使われることが多いです。
しかし、住宅事情の多様化により、ゴールデン3サイズでは対応できない窓サイズが増えています。
その場合はオーダーカーテンのサイズになるため、サイズに合わせた注文が必要です。
費用相場は既製品だと1枚5,000円〜15,000円になりますが、オーダーカーテンだと1枚20,000円〜50,000円もします。
賃貸物件の一般的なカーテンの選び方②サイズを測る方法
サイズは窓のサイズを調べれば良いわけではなく、適した採寸方法があります。
どうやってサイズを測るのか、確認しましょう。
カーテンの幅
カーテンの幅は窓のサイズではなく、取り付けで使用するカーテンレールの幅によって決まります。
レールはランナーと呼ばれる動かない小さなリングを基準にして、端から端までメジャーで測ってください。
採寸したらレールの幅を1.05倍すれば、購入するカーテンの長さがわかります。
なぜ1.05倍するのかというと、カーテンにはヒダと呼ばれる布につままれたものが上部にあるからです。
ヒダは裏側にフックを引っかけて取り付けるためにあり、布地の使用量によって「2つ山ヒダ」や「3つ山ヒダ」と呼ばれます。
1.05倍するのは2つ山ヒダでと3つ山ヒダですが、フラットカーテンと呼ばれるヒダなしのカーテンだと1.05倍はしません。
正しい計算方法はレールの幅×1.3倍になるため、購入時は採寸と選ぶカーテンの種類に注意してください。
カーテンの丈
カーテンの丈はレールの下に付いているランナーのリングの下から垂直に測ってください。
どこまで測るかは窓の種類によって異なるため、2つの採寸方法を解説します。
1つ目は掃き出し窓で、庭やベランダなどに出るときに使う大きな窓です。
掃き出し窓だとランナーの下から床までの長さを測り、測った丈の長さから2cmを引いてください。
2cm引くことで床との距離ができて、カーテンの開閉時に床を擦らなくなります。
結果的にカーテンが傷まないかつ長持ちするため、採寸した丈から2cmを引いた長さで購入しましょう。
2つ目は腰高窓で、文字とおり人間の腰くらいの高さにある窓です。
採光が取れたり換気したりするのに使い、床との距離があります。
採寸はランナーの下から窓枠の下までの長さを測り、測った丈の長さに15cmを足してください。
理由は太陽の位置によりますが、光や熱が室内に漏れる可能性があるからです。
そのため、採寸幅よりも15cm大きくすることで、室温調節ができて快適な暮らしができます。
フック
カーテンは幅と丈だけではなく、フックのタイプによってサイズが変わります。
代表的なカーテンレールのタイプは2つあり、レールを見せるタイプとレールを隠すタイプです。
レールを見せるタイプだとレールを見せる分の丈が必要になり、レールを隠すタイプだとレールを隠す分の丈が必要になります。
長さだとレールを見せるタイプなら測ったサイズに1cm足し、レールを隠すタイプなら測ったサイズに4cm足しましょう。
お店でサイズオーダーするならフックのタイプを提示してくれるため、長さを調節してくれる店舗が多いです。
賃貸物件の一般的なカーテンの選び方③色
カーテンの色は好きな色にしたい方もいれば、部屋の雰囲気に合わせたいひとなどさまざまです。
どのような選び方をすれば良いか、カーテンの必要性と色の選び方をご紹介します。
赤
赤は興奮作用のある家で、楽しい時間を過ごしたい方に向いている色です。
たとえば人を呼んで、会話を弾ませたいなら向いています。
ダイニングやリビングに適していますが、勉強部屋を赤色のカーテンにしてしまうとチカチカして集中できません。
また、暖かい温度を感じさせる効果があり、冬では北向きの部屋につけるのがおすすめです。
緑
緑には心身をリラックスさせる効果があり、まったり過ごしたいリビングや寝室に向いています。
自然を連想させる色でもあり、調和しやすい色なので他の色と重ねてみるのも良いでしょう。
淡い緑、深い緑など組み合わせはが豊富なのでおすすめの色です。
黄
黄色は部屋の雰囲気を明るくしてくれる効果があり、楽しく料理をしたいキッチンに向いています。
黄色はオレンジ色と組み合わせた柄のカーテンが多く、おしゃれで魅力的です。
部屋の雰囲気がにぎやかになり、オレンジ色には食欲を増進させる効果があります。
食事をする場面に向いているため、リビングにはぴったりな色です。
青
青色は気分を落ち着かせる効果もあれば、集中力を高める効果があります。
また、赤色のような暖色に比べると食欲を抑えたり温度を低く感じさせたりする効果があって魅力的です。
寝室に適していて、ぐっすり眠りたい人にとって必要な色になります。
他にも勉強するときに適した色で、集中できてはかどるでしょう。
黒
黒色は高級感のある色で、重量感のある雰囲気にしてくれます。
生活感が出にくい色ですが、かっこよくておしゃれな印象を与えて魅力的です。
さらに濃い黒色のカーテンを使用すると、遮光性が高くなります。
外の部屋をしっかりと遮りたい部屋には必要なカーテンで、日焼けを避けたい本が並ぶ書斎に適しているでしょう。
光を完全に遮りたいわけではないなら、レースカーテンで対応できます。
まとめ
賃貸物件の一般的なカーテンの選び方は、サイズや色で決まります。
とくにサイズの測り方は幅と丈で計算方法が異なるので、注文時には気を付けてください。
色は好きな色を選んでも構いませんが、得られる効果も合わせて考えておくのがおすすめです。
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