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寒い時期が来ると街中で見かけるモノと言えば、イルミネーションですよね。
イルミネーションを見ると気分が上がるので、自分の家でもイルミネーションを楽しみたい方も多いのではないでしょうか。
しかし、マンションにお住まいの方ならベランダでのイルミネーションは、管理規約で制限されている恐れがありますので注意が必要です。
そこで今回は、マンションにおけるベランダのイルミネーションについて解説しています。
マンションにお住まいの方でイルミネーションを楽しみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちらマンションのベランダでイルミネーションをするなら管理規約を確認
マンションのベランダは、実は専有部分ではなく共用部分にあたり好き勝手に使用できません。
イルミネーションも例外ではなく、好き勝手に設置すると知らない間にマンションの管理規約を違反している可能性もあります。
管理規約を確認
まずはマンションの管理規約を確認し、ベランダを使用するうえでの注意点を確認しましょう。
管理規約は、マンションの売買契約時に受け取っています。
紛失した方は、管理組合に再発行の申請をすれば、新しいものをいただけます。
マンションの躯体や外壁は共用部分であり、戸建てのように好き勝手にアレンジできません。
管理規約できちん制限しておかないと、居住者が穴を空けたり躯体をいためたりする恐れがあるため、管理規約が設けられていることが一般的です。
イルミネーションを設置するにあたり外壁などの躯体に穴をあける際は、きちんと管理規約を確認しましょう。
マンションのベランダは避難経路
外壁などの躯体をいためるという意味だけでなく、避難経路のためイルミネーションを制限している可能性もあります。
とくにマンションのベランダは、有効な避難経路です。
避難方法はマンションによりさまざまであり、一般的に多く設置されているのは避難はしごです。
避難はしごとは上下階をつなぐ緊急用のはしごであり、通常は蓋がされており、緊急時に蓋を開けて使用します。
また上下移動だけでなく水平移動も有効な避難方法であり、隣のベランダとの間には境壁といって緊急時に壁を蹴破り、避難できる壁があります。
その他にも避難器具と言って、直接ベランダから1階まで避難できるものあります。
緊急時にハッチを開けると長い円形の布が出てきますので、それを外に放り投げると内部がらせん状の滑り台になっており、避難が可能です。
これらの避難器具を使う際にイルミネーションがあるとどうなるでしょうか。
もちろん避難器具の用途を知っている方なら、避難器具を使う際に支障にならないようにイルミネーションを設置しますが、それは個人の判断に任せられてしまいます。
そのため一律にベランダにおけるイルミネーションを一切禁止している管理組合もあります。
標準管理規約ではベランダでの照明器具を禁止
国土交通省が示しているマンションの標準管理規約では、ベランダでの照明器具の設置を禁止しています。
それは照明器具の熱源による火災が多く発生していたためです。
とくにベランダに照明器具を置くとメンテナンスが不十分になることが多く、火災の原因になることもあります。
とはいえ、最近では発熱しないLED照明が一般的になっており、このあたりの見解は管理組合によって異なります。
管理規約に記載がなくても、イルミネーションを設置する際は管理組合に確認したほうが良いでしょう。
手すり壁への設置は?
多くのマンションでは、ベランダの手すり壁に布団などを掛けることを禁止しており、イルミネーションも例外ではありません。
理由としては、下に落ちた際の危険性や美観の問題があります。
もちろん布団などの洗濯物を意識した規約ではありますが、イルミネーションなど一部を認めるとすべて個別で確認する必要がでてきます。
そのため手すり壁へ吊るしたり、貼り付けたりする行為を一切禁止している場合もありますので注意しましょう。
マンションのベランダのイルミネーションにおすすめのライトとは?
管理規約上で問題がなければ、ぜひベランダでイルミネーションを楽しみましょう。
ここではベランダのイルミネーションにおすすめのライトをご紹介します。
チェーンライト
イルミネーションといえば、チェーンライトをイメージする方も多いのではないでしょうか。
一本のケーブルにライトが規則的にぶら下がっているタイプです。
色やライトの形状が豊富であり、好みのライトが見つかるでしょう。
アーチや門などに括りつけて使用することが一般的です。
マンションのベランダなら、手すりや物干し竿に括りつけて使用するのがおすすめです。
ネットライト
ネットにイルミネーションが設置されているライトです。
平面的にライトが配置されているので、あまり考えずに設置するだけでイルミネーションになります。
フェンスや植え込みにかぶせて使用することが一般的です。
マンションのベランダなら、手すり壁にかけたり、吊るしたりすることで使用できます。
モチーフライト
ネットライト同様に壁などに平面的に飾るライトです。
モチーフライトが1つあるだけで、雰囲気が変わり、その家のイメージとなります。
壁面に引っ掛けるためのフック穴が付いており、簡単に設置できるのも魅力です。
星型やケーキ型など好みの形状を選べるので、どのライトが良いか選ぶのも楽しいでしょう。
3Dライト
立体的な形状のライトです。
サンタさんやトナカイなど、かわいいフォルムのライトが豊富です。
マンションのベランダなら部屋の中から楽しめるイルミネーションとしておすすめです。
マンションのベランダでイルミネーションをするなら電源は?
まずはマンションのベランダに外部コンセントがあるか確認しましょう。
コンセントがあるなら、イルミネーションにおいて電源の心配は必要ありません。
ベランダにコンセントがない
では、ベランダにコンセントがない場合は、どうすれば良いのでしょうか。
外部コンセントがない場合は、以下の方法を検討してみてください。
エアコン用の穴を利用する
マンションのベランダならリビングと繋がるエアコン用の穴が必ずあります。
ケーブルが通る程度の隙間があるなら、イルミネーションのケーブルも通るので問題ありません。
フラットケーブルを使用する
フラットケーブルとは、薄く平ら状にしたケーブルです。
フラットケーブルを使用すると、窓を通じて屋外に電源の供給が可能です。
エアコン用の穴が利用できない場合は、フラットケーブルを使用してイルミネーションをおこないましょう。
太陽電池を使用する
そもそも電源を必要としない、太陽電池のライトを使用すれば、電源について悩む必要ありません。
最近では、太陽電池のライトも数多くありますので、検討してみてください。
ベランダのイルミネーションには防水対策
マンションに限らず、ベランダなどの屋外でイルミネーションをおこなうなら、防水対策は必須です。
とくに注意したいのがプラグや延長コードなどの接続部分です。
ベランダのコンセントなら防水仕様になっているのが一般的ですが、防水仕様でないなら対策が必要です。
またライトにも防滴仕様や防水仕様などがありますので、防水仕様のライトを選びましょう。
まとめ
寒い季節になるとマンションのベランダでイルミネーションを楽しみたくなるでしょう。
まずは管理規約を確認し、イルミネーションが可能かどうか確認する必要があります。
きちっとルールを守り、適正な範囲でイルミネーションを楽しむことが重要です。
最近では、イルミネーションのライトも豊富にありますので、自分好みのライトを探してみましょう。
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Hero’s Housing(ヒーローズハウジング) メディア編集部
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