賃貸物件を探す際、そのお部屋の間取りにこだわる方が多いでしょう。
そのなかでも、ユニットバスであるかどうか重視する方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、ここでは賃貸物件におけるユニットバスとはどういうものなのかにくわえ、掃除方法やDIY方法をご紹介します。
賃貸物件をお探しの方は、ぜひご確認ください。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件におけるユニットバスとは
そもそも、ユニットバスとはどのようなものを指すのでしょうか。
また、ユニットバスはどのようなメリットとデメリットが生じるのでしょうか。
ここで賃貸物件を探す前にユニットバスの概要を確認しておきましょう。
ユニットバスとは
ユニットバスの定義は「あらかじめ工場で浴槽や床などを製造し、現場で組み立てるバスルーム」となっています。
つまり、浴槽と床などの継ぎ目部分が一体化されている浴室を指すのです。
しかし一般的に、ユニットバスとは浴室とトイレが同じ部屋にあることを指します。
不動産ポータルサイトなどでも上記の意味で用いられていることが多いため、本来の定義とは異なっていることに注意しておきましょう。
賃貸物件ではユニットバスとそれ以外どちらのほうが多い?
不動産ポータルサイトにおいて下記のような条件でユニットバスとそうでない数を比べてみます。
●物件:賃貸マンション、賃貸アパート
●場所:豊中市
これ以外の条件は指定なしとして検索すると、出てきた賃貸物件数は2,621件となりました。
次に、風呂・トイレ別、つまりユニットバスでない賃貸物件の数を調べると2,331件となります。
つまり、豊中市においてユニットバスである賃貸物件は290件、そうでない賃貸物件は2,331件です。
このようにユニットバスは、比較的少ない傾向にあります。
では、ユニットバスは自分にとってメリットとデメリットどちらのほうが大きいのでしょうか。
次にメリットとデメリットはどのようなものがあるのかを確認していきましょう。
ユニットバスのメリット・デメリットとは
まずメリットの1つ目に家賃が安いことが挙げられます。
ユニットバスの物件は比較的入居者が集まりにくいため、家賃が安く設定されやすいのです。
実際にどのぐらい安くなっているのかは賃貸物件によって異なるため、ご自身の条件と照らし合わせながら確認していきましょう。
2つ目のメリットには掃除のしやすさがあります。
ユニットバスはトイレとお風呂が同じ場所にあるため、シャワーで丸ごと洗うことが可能です。
お風呂後などにトイレも同時に掃除することができるため、掃除に手間をかけたくない方にはおすすめと言えるでしょう。
以上の2つがメリットですが、ユニットバスには湿気が溜まりやすいといったことがデメリットになります。
ユニットバスで一緒になっているお風呂とトイレはどちらも水に関する設備であり、どうしても湿気が発生してしまうものです。
そのため、しっかりと換気をしていないとカビが発生してしまうため、賃貸物件を内覧する際には換気機能も確認しておくことをおすすめします。
賃貸物件におけるユニットバスの掃除方法と汚れ対策とは
ここまで、ユニットバスの概要やメリットとデメリットを解説してきましたが、ご自身にとってメリットのほうが大きく感じた場合には、以下のような掃除方法と汚れ対策を事前に確認しておきましょう。
ユニットバスの掃除方法とは
まず、ユニットバスには黒カビ、青カビ、赤カビといった3つのカビが発生しやすいです。
これら汚れに対してはクエン酸が有効であることがわかっています。
ですので、ユニットバスの掃除にはスーパーマーケットなどで購入することができるクエン酸を用いていきましょう。
クエン酸はお湯に溶かし、スプレーボトルで汚れ部分に吹きかけ、しばらく放置すると効果を発揮します。
その後はシャワーなどで浴槽とトイレのクエン酸を十分に洗い流していきましょう。
この際、温度が高すぎるとトイレが割れてしまう可能性があるため、ぬるま湯で洗い流すことがおすすめです。
ユニットバスの汚れ対策とは
ユニットバスの汚れは、湿気から生じるものです。
そのため、掃除頻度を下げるためには日々しっかりと換気することが重要です。
お風呂に換気扇がついている場合は、できるだけ回しておきましょう。
また、最近では汚れを落とすだけでなく予防も同時におこなう洗剤も販売されています。
定期的な掃除が面倒に感じる方は、予防もおこなえる洗剤を利用すると良いでしょう。
賃貸物件のユニットバスをおしゃれにするDIY
賃貸物件のユニットバスは、質素なイメージを持つ方も少なくありません。
そこで、ここでは賃貸物件でもおこなえるユニットバスのDIYをご紹介します。
賃貸物件ならではの注意点もくわえてご紹介しますので、ぜひご確認ください。
賃貸物件でDIYをする際の注意点
賃貸物件は大家・オーナーから一時的に借りているものです。
そして、借り物であるため賃貸物件には原状回復の義務が生じます。
原状回復とはお部屋を借りる前の状態と同じものにしなければならないものであり、傷つけたりしてしまうと修繕費用を支払わなければならないのです。
そのため、部屋を傷つけてしまうようなDIYをおこなってしまうと、退去時に修繕費用を支払う必要がある場合もあります。
では、どのようなDIYであると傷をつけずにユニットバスをおしゃれにすることができるのでしょうか。
ここで原状回復ができるDIYの例を確認していきましょう。
ユニットバスのDIY例①リメイクシート
リメイクシートは床や壁に貼るシールであり、雰囲気をガラッと変えることができます。
購入場所は百円均一やスーパーマーケットなどです。
リメイクシートの多くは簡単に剥がすことができるため、退去時には元の状態に戻すことができます。
また、デザインなどを変えたいと思ったときにすぐ変えれることも利点です。
リメイクシートはさまざまな柄・色のものが販売されているため、自分に合っているものがないか探してみましょう。
ユニットバスのDIY例②お風呂とトイレの仕切りカーテンを変える
ユニットバスである賃貸物件では最初から仕切りカーテンがあることもありますが、多くの場合はシンプルなデザインです。
また、最初は仕切りカーテンが付けられていないこともあります。
そこで、仕切りカーテンを変えるとユニットバス内の雰囲気をガラッと変えることができ、おしゃれにすることが可能です。
リメイクシートと同様に多数の商品が販売されているため、まずはどのようなものがあるのか確認していきましょう。
こちらのDIYはカーテンを取り外すだけで原状回復がおこなえるため、賃貸物件でも容易におこなうことができます。
ユニットバスのDIY例③鏡を変える
最初からある鏡は四角形のシンプルなものであることが多いです。
そこで、鏡を市販のものに変えるとユニットバスの雰囲気をガラッと変えることができます。
ただし、元からある鏡を外してしまうと元に戻すことができないかもしれません。
そのため、鏡を変える場合は上から取り付けることができるものなどを選んでおきましょう。
また、鏡を変えると同時にリメイクシートを貼るとよりおしゃれな雰囲気にすることが可能です。
まとめ
今回は賃貸物件におけるユニットバスの概要とDIY法をご紹介しました。
賃貸物件は、原状回復ができる範囲についてはDIYでおしゃれな雰囲気にすることができます。
まずは自分にとってどのような雰囲気が心地よいのかを考え、お部屋の全体的なテーマを考えていきましょう。
Hero’s Housing(ヒーローズハウジング) メディア編集部
ヒーローズハウジングは、豊中市周辺を中心に不動産情報を多数取り扱っている不動産会社です。豊中市の賃貸・不動産のことなら、ヒーローズハウジングにおまかせください!ブログでは駅周辺環境や賃貸物件に関する情報をご提供します。